
チャチャ丸が経費削減のために実施している「ふるさと納税」と「医療費控除」の確定申告。
「ふるさと納税ってお得らしいけど、医療費控除と一緒に申告したら損になる?」
「ワンストップ特例を使ってたけど、医療費控除があるなら確定申告しないといけない?」
こんな疑問を持つ人は少なくありません。実際、ふるさと納税と医療費控除は併用可能ですが、注意点を知らずに手続きすると、控除を受けられなかったり、税金が戻らなかったりするケースもあります。
この記事では、ふるさと納税と医療費控除を併用する際のポイントと正しい確定申告の手順について、税理士監修レベルでわかりやすく解説します。
【目次】
- ふるさと納税と医療費控除の基本
- 両者を併用する際の「落とし穴」
- ワンストップ特例制度は使えない?
- 確定申告のやり方(具体的手順)
- 節税効果を最大化するテクニック
- よくある質問Q&A
- まとめ・おすすめのやり方
1. ふるさと納税と医療費控除の基本
- ふるさと納税:寄付した分から2,000円を引いた額が住民税や所得税から控除される制度
- 医療費控除:1年間に支払った医療費が一定額(10万円 or 所得の5%)を超えると、超えた分を所得控除できる
👉どちらも「所得控除」に関係するが、控除の種類が異なるため併用は可能
2. 併用する際の「落とし穴」
- ワンストップ特例を利用していると、医療費控除のために確定申告をすると自動的に無効になる
- 結果、ふるさと納税の控除がされない=損する
👉医療費控除があるなら、ふるさと納税分も確定申告にまとめて記載することが必須!
3. ワンストップ特例はどうなる?
- ワンストップ特例:確定申告不要の簡易制度(年間5自治体まで)
- ただし、医療費控除などで1円でも確定申告を行えばこの制度はすべて無効になる
💡ワンストップ特例を出していても、医療費控除を行う場合は再度ふるさと納税分も申告し直す必要がある
4. 確定申告のやり方(ステップ解説)
1)医療費控除の明細書を作成(領収書整理)
2)ふるさと納税の寄付証明書を用意(自治体から郵送 or マイナポータル連携)
3)確定申告書作成コーナーで「所得控除」欄に両方入力
4)所得税は還付申請、住民税は自動調整される
5. 節税効果を最大化するテクニック
- 医療費控除と併用して住民税と所得税の両方に控除を分散させると効果大
- 高額医療費がある年ほど、所得税率が下がるのでふるさと納税は年内の早期寄付がベター
- マイナポータルとe-Taxの連携で手間が激減
6. よくある質問(Q&A)
Q1:ふるさと納税の控除を申告し忘れたら?
→ 5年間は還付申告が可能。早めに税務署へ。
Q2:医療費控除をe-Taxでやる場合、領収書は提出しない?
→ 提出は不要。5年間自宅で保管が義務。
Q3:会社の年末調整を受けたけど、確定申告はできる?
→ 問題なし。年末調整後でも確定申告は可能
7. まとめ|医療費控除とふるさと納税は、正しく併用すれば強力な節税ツール!
- 併用は可能だが、「ワンストップ特例の無効化」に注意
- 必ず確定申告書に両方記載し、証明書類を用意
- 節税を最大化するには、事前準備とスケジュール管理がカギ
最後に ふるさと納税をさらにお得にするテクニック
楽天のふるさと納税やYahooショッピングのふるさと納税を活用すれば、返礼品に加えて寄付額の10%〜20%が期間限定ポイントで還元されるケースもあります。
確定申告もやってみれば意外と簡単に作成可能。できることはやらないと損。チャチャ丸は毎年、住民税減額に加えて還付金を20万円程度受け取っています。
ぜひ行動を‼️
コメント